こんにちは、よしこばです。
以前投稿したように、3月末に小規模事業者持続化補助金の申請をしました。その結果が返ってきたので、今回はご報告と、注意点の説明をしたいと思います。
小規模事業者持続化補助金とは?
こちらは小規模事業者を対象とする補助金制度で、「販路開拓」のための費用を一部助成するというものです。
宿泊や娯楽業を除く商業・サービス業の場合、従業員数5人以下が条件なので、僕のようなフリーランスであれば条件に合致します。
補助上限額は原則50万円ですが、対象となる経費の一定割合が戻ってくる仕組みになっています。その割合は通常は2/3なので、フル活用すると「75万円の対象経費を使うと、50万円の補助金が出る」ということですね。
ちなみに僕の場合、市の創業支援を受けて法人化したので、補助上限額が100万円まで引き上げられました。なので、フル活用すると対象経費を150万円使えるのですが、そこまでの使い途はなさそうですね。
ここまでお話したのは、僕が申し込んだ「令和元年度補正予算」に対応するものです。
最新の「令和2年度補正予算」に対応する小規模事業者持続化補助金の場合、「一般型」と「コロナ特別対応型」があって、コロナ特別対応型の場合、最初から補助上限枠が100万円、補助率は最大3/4と手厚くなっています。
これから申請される方は、こちらもぜひ検討してみてください。
申請のコツ
申請のときに気をつけたことは、以前のブログで紹介したので、参考にしてみてください。これで無事審査が通ったので、一応狙いどおりになったかな、と思っています。
とにかく、「自分の強み」「現状の課題」「今後の計画」などを冷静に見極めて、うまく文章で表現してください。論理性がカギです。
とはいえ、採択率は9割を超えているという話もあるので、そこまで難しく考える必要はなさそうです。まずは期限を守る、書類を揃えるといった最低限のところが大事になりそうですね。
注意点! 商工会か、商工会議所か、それが問題だ。
5月22日のこと、夕方頃に商工会の職員の方から電話があり、小規模事業者持続化補助金の事業者に採択された旨の連絡をいただきました。
その瞬間はやっぱり嬉しかったですね〜。通る自信はありつつも、100%というわけではなかったので、安心しました。ところが……。
その日、ライター仲間の方も、小規模事業者持続化補助金に採択されたとのことで、採択者一覧のページをシェアされていたんですね。そのページを見たのですが、自社の名前が見当たらない。
エリア別のページになっていたので、念の為全国のリストを見たのですが、やっぱりないんです。これは焦りました。もしかすると、商工会からの電話を聞き間違えたのでは? とさえ思いましたね。
しかもその時点で金曜の夜ですから、商工会に確認しようにも月曜日までは待たなくてはいけません。本当なら、補助金の対象にしていた物品をいち早く発注したかったのですが、万が一採択されていなかったら補助金が出ないわけですから、いったん見送りました。
そして迎えた月曜日。早速商工会に問い合わせたところ、間違いなく採択事業者に選ばれているとのこと。そして僕が見ていた採択者一覧のことを伝えたところ、勘違いした原因が分かりました。
これ、他にも同じ勘違いを起こす人もいると思うので、お伝えしておきますね。
なんと、商工会議所経由で申請したか、商工会経由で申請したかによって、採択事業者の発表ページが違うんです。
僕が見ていたページはこちら。
で、実際に掲載されていたのがこちら。
違いがわかりにくくないですか? 僕は商工会から申し込んでいたのですが、見ていたのは商工会議所バージョンだったんですね。ちなみに「小規模事業者持続化補助金 採択者一覧」で検索すると、先に商工会議所のページがくるのでその意味でも間違えやすいと思います。
採択後、早速買ったものがこちら
ということで、採択者一覧からも無事、自社の名前を確認することができました。
それから、いくつか早速注文しました。主に撮影機材です。オンラインスクールを作るために使います。
小規模事業者持続化補助金の注意点として、採択決定前に動けないという点があります。決定前に発注したり支払いをしたりすると、補助金がもらえなくなるので注意してくださいね。
そして今手元に来ているのがこちら。Fujifilmの最新ミラーレス一眼カメラ、XT-4です。残念ながらまだレンズが未着なので試せてはいませんが、これでようやくオンラインスクール事業を加速させることができますね。
それにしても、めちゃくちゃカッコいいな……。
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