このページをご覧いただき、ありがとうございます。
僕は現在フリーライター・ビジネス書の著者として活動していますが、それまでの13年間は東京国税局の国税専門官として、都内税務署や国税局などに勤務していました。
税務職員時代は、主に相続税調査を担当し、確定申告の相談対応や不動産売買、証券取引にかかる税務も経験しました。お金持ちはなぜお金持ちになれたのか。そうではない人は何が原因だったのか。そういった社会のリアルを税務調査を通じて学びました。
このような経験を今の仕事に活かし、現在はマネージャンルの記事執筆を中心とした仕事をしています。自著には「すみません、金利ってなんですか?」(サンマーク出版)、「元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者」(ダイヤモンド社)などがあり、累計の販売部数は20万部を超えました。
このような仕事をしながら日々感じているのが、「フリーランス」という働き方は素晴らしいということです。
場所や時間に縛られることなく、自分のスキルを使って思うように仕事ができる。僕には3人の息子がいるのですが、職員時代に比べると、ずいぶんと家族で過ごす時間が増えました。天気の悪い日は家から出ず、気持ちのいい天気の日はカフェなどで仕事をすればいい。生活に使う時間は自分でコントロールすることができます。
僕は職業に貴賎はないと思っています。もちろん、僕のようにフリーランスが合う人もいれば、サラリーマンが好きな人もいるでしょう。それはそれでいいのです。
ただ、僕がフリーランスを5年ほど経験して知ったのは、フリーランスが合っているのに、無理にサラリーマンを続けている人々の存在です。SNSやこのブログなどで、そうした人から相談を受けることがあります。
彼らは、自分にとってもっとふさわしい働き方があることを知っています。ただ、独立した後の人生について確信が持てない。そうした不安は、僕自身が独立前に経験したことでもあります。
フリーランスを経験して思うのは、多くの人が思うような不安定な働き方ではないということです。その理由は、
- 収入の入り口が自然と増えていく
- 過去の仕事が権利収入になっていく(印税など)
- 家族の状況などに合わせて働き方をアレンジできる
- 手に職があるので、場所にとらわれない
- 仕事の経験がそのままスキルアップにつながる
- 組織で起きがちな人間関係のトラブルが起きにくい
- フリーランス向けの社会保障がある(支援金など)
- 青色申告などの節税方法を使える
簡単に言えば、フリーランスという状況をうまく使いこなせさえすれば、生活は安定するということです。お金の面だけでなく、人間関係や家族、健康さえも。
ただ、こういう働き方がもっと当たり前になるといいのに、と思う一方で、フリーランスならではの悩みがあることも事実ですね。
日々の経理、資金繰りの管理、確定申告、法人化、社会保険など、とくにお金にまつわる問題はフリーランスにのしかかってきます。
僕は幸いにして東京国税局の職員として、お金関係のルールを理解したうえで独立しました。社会保険や年金を扱う部署にもいたため、フリーランスに必要な知識は身につけたことで、おそらくうまくいっている面はあります。
今思っているのは、もっと多くの人に、フリーランスという働き方を取り入れてほしいということです。そのためにこのブログやYou Tubeチャンネル「フリーランスの生活防衛チャンネル」で多くの人に伝えたいと思っています。
Y-MARK合同会社 代表 小林義崇
SNS
※本ページのブログ記事は週に1回更新しています。更新通知をご希望の場合は、下記のフォームから登録をお願いいたします。