こんにちは、よしこばです。
先日のブログで書いたように、楽天口座をメインバンクの第一希望に決めたわけですが、開設するには審査をクリアする必要がありました。
結果、無事に口座開設することができたのですが、いくつか準備に気を使ったこともあったので、そのことについてお伝えしたいと思います。
<このチラシは個人名義口座のものです>
楽天銀行の審査は厳しいのか??
「会社名義の口座を開くには審査をクリアしなくてはならない」ことを知っていましたか? 個人名義の口座であれば申し込んでから即日開設が普通ですが、会社名義の場合そうはいかないんですよね……。
たとえば楽天銀行の場合、以下のフローにより口座開設まで進むのですが、申込書と合わせ審査に必要な書類を送付し、結果を待つ必要があります。
<楽天銀行ホームページより(以下同じ)>
ということで、申込みをする前に、楽天銀行の審査状況について少しググってみました。すると……
こんなブログ記事が目に入ってくるわけです……。結構審査に落ちているケースがある模様。もちろん、無事開設できたという記事もあるのですが、どうにも判定基準がはっきりしない。
事業の内容によるのか? 資本金によるのか? はたまた社長の信用性などが考慮されるのか? 分かりませんが、僕はライフスタイルやお金の動かし方を考えると楽天銀行が最適と判断したため、審査をクリアできるよう、できるだけ準備をして申込みをすることにしました。
よしこばが審査クリアのためにやっておいたこと
さて。ここから審査に通るための準備について個別に説明していきますね。
申込書はヌケモレなく
まず、普通のことですが、申込書類をちゃんと間違いのないように書くことにしました。
もともと、楽天銀行の場合は郵送で申込みのため、何か記入漏れなどがあるとやり取りに時間がかかってしまうので間違いには気をつけるつもりでしたが、審査内容にも影響するかもしれないと思い、とくに慎重にしました。
たとえば、電話番号もいつもなら携帯電話の番号を書くところ、市外局番つきの電話番号を記入しましたし、業種などもできるだけ詳しく記載し、一応、会社としてちゃんとしているのが見えるように意識しました。。
資本金は100万円で足りる?
これは正直、影響したのか分かりません。さきほど、楽天銀行の審査に落ちた方のブログを掲載しましたが、こちらでもやはり資本金は100万円以上あったようですので。
僕は結果として資本金100万円でも開設できたので、資本金以外の要素が考慮されたのかもしれません。
ちなみに、もともと創業時には資本金50万円で始めようと思っていたのですが、銀行の審査のことを考えると一応100万円単位はあったほうがいいのかもしれませんね。
おそらくこれが最重要「事業実態の確認できる資料」
楽天銀行のホームページでは、以下のとおり書類の提出を求めています。申込時に提出書類の中で、この資料が最も個性が問われる箇所です。なので、この資料こそが、判断材料になっているのではないかと推察しました。
僕も元々公務員だったので、書類の審査をすることはありましたが、やはり気になるのはこういう添付書類です。
それで、上記の書類の内、まずは「ホームページアドレス」を出しました(出何か書類を用意したのではなく、申込書にアドレスを記載)。
どんなホームページかというと……。みなさんが今読まれている「よしこばブログ」です。
本当は、こういうブログではなく、会社概要なども入ったきちんとしたホームページの方がいいのでしょうが、そこまで用意できなかったので苦肉の策です。
よしこばブログがどこまで考慮されたのかは分かりませんが、まあライターとして仕事をしてきたことは見えると思うので、何もないよりは絶対に良いと思います。ちょっとずつでも書いておいて良かった。
さらに、個人事業主時代の請求書などの写しも提出しました。もちろん、すべてを提出するわけではなかったのですが、以下のポイントに沿って書類をピックアップしました。
・大手出版社からの受注があること
・継続的な契約もあること
・時には高額な取引もあること
楽天銀行から電話がかかってきた
そうして書類を整えてから、数日後、楽天銀行から電話がかかってきました。「何か書類に不備があったかな」と思ったのですが、そうではありませんでした。
「簡単に事業内容を聞きたい」とのことで、少しドキドキしましたが、ありのまま、これまで個人事業主としてライターをしてきたことや、今後はさらにセミナーなどの仕事もしていくことを説明しました。
さらに、今回楽天口座に口座を4つ申し込んでいたので、その理由を聞かれましたね。これは元々考えていたので、「売上入金用、経費支払用、税金準備用、利益積立用」にしたことを説明しました。
まとめ
ということで、その電話から数日後、楽天銀行から口座開設を知らせる書面が届きました。結果的に無事に4つの口座を開設することができました。
僕がやったことのうち、どのあたりが良かったのかは定かではありませんが、事業の実態を説明できたのは良かったのかな、と思っています。今回は楽天銀行のケースですが、おそらく他の銀行も似たような審査手順だと考えられますので、よろしければ参考にしてみてください。
今回のことで思ったのは、やっぱり独立するときにはいきなり会社を立てるのではなく、個人事業から始めた方が無難だな、ということです。
もし僕が去年の7月に公務員を辞めて、いきなり法人化していたとしたら、「事業実態の確認できる資料」なんて絶対に出せませんでしたからね。