今回は、会社設立のメリットについて。
これは事前に考えていなかったことなのですが、健康診断を安く受けることができましたので、その経緯をまとめたいと思います。
公務員時代と、フリーランスになってからのこと
公務員を務めていた2017年までは、毎年健康診断を受けていました。
これは強制的なもので、仮に指定日に受けられなければ、他の税務署などに行って受ける必要があったので、会社に入って以来、13年は確実に受診していました。
この診断結果は、おおむね良好なのですが、肝臓の値だけ、ときどき引っかかっていたんですよね。まあ、別に日常に支障のあるようなものではなかったので、経過観察という感じでした。
そして2017年7月からフリーランスになったところ、健康診断を受ける機会がなくなってしまいました。
もちろん、病院に申し込めば受けることはできたのですが、公務員のときとは違って強制ではありませんし、費用もかかってしまうので、積極的になれなかったんですよね……。
そんな感じで、気がつけば1年以上健康診断を受けない状態が続いていました。
きっかけは会社設立
2018年8月。僕は会社を設立しました。
そうすると、それまでに加入していた国民健康保険を抜け、協会けんぽに切り替わります。
その協会けんぽから、会社設立後に通知が届いたんですね。それが健康診断の案内でした。
これは僕も認識していなかったのですが、会社をつくると、法律で健康診断の実施が義務付けられるようなんです。
さらに、受診費用の一部を協会けんぽが負担してくれるとのことで、申し込むことにしました。
健康診断の種類
協会けんぽが一部費用負担する健康診断には次のものがあります。
- 一般健診(年1回の定期健診、必須)
- 付加健診(一般健診に検査項目を増やしたもの、40歳と50歳の人が対象)
- 乳がん・子宮頸がん検診(40歳以上の偶数年齢の女性が対象)
- 子宮頸がん検診(20〜38歳の偶数年齢の女性が対象)
- 肝炎ウイルス検査(35歳以上の希望者が対象)
このうち、必須となるのが一般健診です。ということで、僕は一般健診を申し込むことにしました。
一般健診の定期健診の検査項目
検査項目は以下のとおりです。
- 身長
- 体重
- 腹囲
- BMI
- 視力
- 聴力
- 胸部健診・腹部触診
- 血圧
- 脂質
- 肝機能
- 代謝系
- 血液検査
- 尿・腎機能
- 心機能
- 肺
- 胃
- 大腸
公務員時代になかったものとしては、胃のX線検査ですね。はじめてバリウムを飲みました。
公務員も35歳になると胃の検査を受けられるようになるのですが、僕は35歳になる前に辞めたので、受けないままだったんですよね。結果が気になるところです。
それにしても、ゲップ我慢するのって、相当きついですね。
費用は3割り程度安くなった
手続きの流れとしては、まず自分で健康診断を受ける病院に予約をして、そのうえで協会けんぽに申し込むというものでした。
僕は近所の病院で予約しましたが、費用は7030円です。
公務員の頃はタダで健康診断を受けていたので、若干高く感じましたが、もし国保のままで受けようとすると、12000円くらいかかっていたようですね。なので、5000円くらいは浮いた計算です。
なにより、強制的に毎年受けるというのがいいのかもしれません。
これで何か問題が見つかれば、早めに対処できますからね。
ということで、あとは結果を待つだけです。
2年ぶりの健康診断の結果は……
結果が出るまでは1ヶ月くらいかかりました。年末年始を挟んでいたので、普通なら3週間程度で返ってくると思われます。
もともと肝臓系に不安がありましたし、初のバリウム検査も受けたので、ちょっと心配でしたが、結果は…。
身体測定・・A
眼科系・・A
聴力・・A
尿・・A
大腸・・A
血液・・A
脂質・・A
肝機能・・A
腎機能・・A
糖代謝・・A
呼吸器・・A
循環器・・A
上部消化器(胃)・・A
総合初見・・今回の検査の範囲では特に異常は認められませんでした。
なんと、完璧な結果。
不安だった肝機能の値も正常化していました。フリーランスになって、健康になったみたいです(笑)。
ということで、不安なく仕事をするためにも、これから毎年健康診断を受けておきたいと思います。まだ人間ドック受ける勇気はないけれど、これは40歳になってからかな。。