こんにちは、よしこばです。
コロナウイルスの余波で、確定申告の期限が4月16日に延長されましたね。ただ、僕はもともとの期限だった3月16日までに終わらせるつもりです。
というのも、その後に「法人税」の申告が控えているので。こちらを4月にやるつもりなので、確定申告をあまり遅らせたくないと思っています。
そこで今回は、自分の振り返りの意味も含め、法人税の申告についてまとめたいと思います。
法人税の申告期限
法人税申告書は決算日から2か月以内に提出することになります。僕の会社は3月決算なので、5月末までに出すということですね。
去年の5月は初めて法人税申告書を自分で作って提出したのですが、ギリギリになってしまったので、今年は何とか4月中に終わらせたい。
ちなみに法人税申告書の期限は2か月延長することができます。
作成する書類
個人の確定申告書に比べると、法人税のほうが提出する書類が多いです。また、税務署だけでなく、市役所や都道府県税事務所に出す書類もあることも注意しましょう。主なものは次のとおりです。
・法人税申告書
・消費税申告書(課税事業者の場合)
・法人事業税等の申告書
・法人住民税の申告書
・別表書類
・決算報告書(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書)
・勘定科目明細書
・法人税事業概況説明書
このように色々な書類がありますが、大元になるのは決算報告書です。この内容が間違えていると、他の書類に影響するので、きちんと作らないといけません。
ちなみに僕はfreeeを使って決算書は作成しています。
書類の提出部数
法人税申告書の提出部数は、会社の規模によって違います。資本金9,000万円未満の会社であれば、「法人税申告書2部+OCR用紙」を提出することになります、
このあたりは、毎年税務署から申告関係書類が届くので、そちらを確認するようにしましょう。
ちなみに個人の確定申告書のように、国税庁ホームページに入力をしてプリントアウトして作るようなことはできません。
法人税申告書を自分で作れる?
これは、正直言うとかなり難しいと思います。税務職員だった僕も、所得税や相続税を担当していたこともあり、手書きで申告書を作れるとは思わないです。
法人税の場合、決算書で出た利益からそのまま税金を計算するわけではありません。決算書の数字に、法人税等調整額というものを加味して法人税が決まりますので、なかなかにややこしい。
ただ、かといって税理士にお願いするかというと、僕みたいなフリーランスが法人化したくらいのレベルであれば、必要ないようにも思います。せっかく法人化して税金とか社会保険料を節約できているのに、意味がなくなりますしね。
去年の申告では、初年度ということで比較的シンプルな決算だったので、この本を参考にして、付録になっているエクセルデータを使って申告書を作りました。
今年は、ちゃんとしたソフトを使って作ろうと思っていて、今の所候補は次の2つです。
株主総会もスケジュールしておく
ちなみに、法人税の申告は、株主総会で承認を受けた決算書に基づき行うことになります。
ですから、3月決算であれば、ここから決算書をまとめて、株主総会を開き、法人税申告を行う。これを2か月以内で終えることになるので、結構慌ただしいですね。
うちのように夫婦だけでやっている会社なら、株主総会は簡単ですが、ある程度の株主がいるなら準備にも時間がかかるでしょう。そういうときは、延長届を忘れずに提出してください。