こんにちは、よしこばです。
今日はお手伝いさせていただいた書籍の紹介をしたいと思います。
こちら、「ぶっちゃけ税理士が教える確定申告のいちばん得するスゴ技」。
税理士の松波竜太先生の本です。
松波先生は、以下のベストセラーも書かれています。
僕にとってはライターになって初めてお手伝いした税金関連の書籍です。
ポイント1 所得税・確定申告の情報がひととおり網羅されている
これは僕が常々思っていたことなのですが、巷に出回っている税金の解説本って、使いにくいんです。
というのも、所得税の全体像が見えないから。
ある程度税金に詳しい方であれば分かると思いますが、節税には必ずメリット・デメリットが両方存在しますし、うまく使わないとメリットそのものを得られない可能性もあります。
たとえば、フリーランスにとって青色申告は節税の王道ですが、メリットを最大限使うためには複式簿記で記帳する手間が増えます。
話題のふるさと納税にしても、所得金額をちゃんと把握していないと、せっかく寄付したのに十分な節税につながらないリスクがある。
こんな感じで、ひとつの節税がほかに影響しているので、全体像を理解しておく必要があるんですね。
そのためには、税金を計算する基本的な流れを押さえておかなくてはならないし、さらには税金と密接に関係してくる社会保険料も検討しなくてはいけない。
とはいえ、税金の専門書に当たろうとすると、それはそれで大変です。条文などがズラーッと並んでいる書籍から必要な情報を参照するのは、元国税局職員の僕にとっても大変なことです。
そういった点において、本書は次の章立てのとおり網羅されており、かつ情報量もちょうどいい塩梅なので、使いやすいと思います。
第1章 税金の前に確定申告を知ろう!
第2章 税金で得する確定申告の形はこれ
第3章 経費を制するものが節税の王者
第4章 業種別の収入、経費の考え
第5章 控除を上手に使えば節税になる
第6章 税金の計算と納税のルール
第7章 節税のための書類管理、保管の方法
第8章 「個人」より「法人」のほうがトク?
ポイント2 次のアクションにつなげやすい
節税は、いきなり完璧を追い求めると失敗します。先程言ったようにいろいろな要素が絡んでくるので、使えそうな節税策を選んで、その影響をシミュレーションをしなくてはなりません。本書はそういった使い方にも対応できると思います。
また、本書には、最後の第8章にて法人化にも触れられており、法人化した場合のシミュレーションも書かれています。これはかなり使えると思います。
僕はフリーランスになって約1年を個人事業主、その後は法人化して現在に至っていますが、このときも自分なりにシミュレーションをしました。法人化すると、自分に給料を支払うことになりますから、給料をどう設定するかによって、所得税、法人税、社会保険料がまったく変わってきます。
もしフリーランスの方で、これから法人化をしたいと考えているのであれば、まず本書で個人向けの節税策を学び、さらに追求したい場合は法人化を検討されると良いでしょう。
ポイント3 価格が安い
こちらの本、200ページを超えるボリュームなのですが、価格は1200円(税抜)です。安くないですか?
おそらく、ほとんどの人が本書を読めば1200円以上の節税メリットを得られるはずなので、リスクもないと思います。
ぜひぜひ、以下からお買い上げをいただけると嬉しいです。