こんにちは、よしこばです。
このたび、サンマーク出版から2冊目の自著が発売されることになりましたので、ご紹介させていただきます。やっぱり自分の本が形になるのは嬉しいですね!
どんな本なの?
タイトルは「すみません、金利ってなんですか?」です。発売日は3月17日を予定しており、中旬ころから書店さんに並ぶと思います。
今回のタイトルを見て、「国税と関係ないやん」と思われたかもしれません。僕も、最初はそのように思いました。が、今回の本は税金にとどまらず、「お金まわり全般」に触れているので、このようなタイトルになっています。
中身については、編集者の方と僕が対談するスタイルになっていて、編集者さんのお金にまつわる疑問に、ひとつひとつ僕がお答えしています。ここで聞かれた質問が、税金にとどまらない範囲だったので、タイトルも税金に関係ないものになったという経緯です。
ちなみに目次は以下のとおりです。
序章 すみません、「金利」ってなんですか?
1章 「源泉徴収」ってなにが徴収されているんですか?
源泉徴収・年末調整・確定申告の話
2章 別にやろうとは思っていないのですが……
株や投資についての話
3章 何をどれくらい収めないといけないんですか?
税金についての話
4章 銀行に行っても「下ろす」しかできません
銀行にまつわる話
5章 「リボ払い」はリボルバー払い?
お金を使ったり払ったりするときの話
6章 将来への備え、複雑すぎじゃないですか?
保険に関する話
7章 将来もらえないって、本当ですか?
年金についての話
補論 仮想通貨、ブロックチェーン……
将来のお金の話
本が生まれるまでの経緯
今回の本が生まれるまでの経緯は、本書のまえがきにかかれています。まえがきは僕ではなく、編集者さんによるものです。
ここで書くとネタバレになるので控えますが、色んな偶然があって僕が書くことになった、とだけお伝えしておきます。
読んだほうがいいのはどんな人?
あらゆる人に読んでいただきたい(笑)
のですが、ターゲットとなるのは「お金の知識に不安がある人」です。本書に登場する編集者さんのように、何となくお金に関して知識不足を感じる人には、確実にお役に立てると思います。
僕はライターとしてお金に関する記事を書くことが多いのですが、税金以前に、お金の基礎知識がない人は少なくないように感じます。
たとえば、
「源泉徴収のしくみがよく分からない」
「ATMの手数料を払いすぎている気がする」
「なんとなく老後のお金が不安」
というような。
今なら無料で読めます!
サンマーク出版のサイトから「サキ読み」というサービスを使うと、1章まるごと無料で読むことができます。
ここで編集者さんによるまえがきも読めるので、よろしければぜひ。第1章は源泉徴収の話なので、会社員の方にはお役に立てるでしょう。続きが読みたい人は、ぜひ予約を!
お金の知識は自由への入り口
ここからは少し僕の考えをお伝えさせていただきます。
本書にも書いていることなのですが、僕自身は決してお金に強いタイプの人ではありませんでした。
中学の頃に母子家庭になり、高校から奨学金を借り、大学卒業時には1000万円ほどの返済義務を背負うことになりました。大学在学中にはローンの仕組みを知らずに訪問販売で70万円の布団をかわされそうになったことも。
投資についても「怪しい」という気持ちしかなかったし、ましてや税金なんて一切分からない。
そんな僕がお金に詳しくなったのは、たまたま就職先が東京国税局だったからにほかなりません。
しかも配属されたのは資産税の部署で、個人の資産家にかかわる税金を扱ったので、株式投資や不動産運用についても学ぶことができました。
職員の福利厚生を扱う部署にもいたので、社会保険とか年金についても知りました。
で、こういう経験から、「世の中の仕組みはそれなりによくできている」と思えるようになったんです。
だから、東京国税局を35歳で辞めて、未経験のフリーライターになるときも、勇気を出すことができたのだと思います。
僕のこの本を読んだからといって、大儲けできるわけではありません。
でも、「お金の問題はなんとかなるかな」と思ってもらえるかもしれない。そこに僕がこの本を出した意味があるのだと思っています。