おはようございます、よしこばです。
いよいよ、完全にフリーランスとなった初日の朝を迎えました。
いつもなら、今頃は通勤電車に乗っている時間帯です。
そんな時間帯にブログを書いています。
なんとも、嬉しいような、寂しいような複雑な気持ちです。
そういえば、昨日のブログには、これまでにない反響をいただきました。
ありがとうございます。
www.yoshi-koba.com
早速今日から、フリーランスとしての日々が始まるわけですが、
本業に入る前に、やるべきことが実はたくさんあります。
社会保険の手続きや、作業環境の整備、挨拶回りなどなど…
そんなあれこれを、僕がどのように進めているのかを、
できるだけこのブログでご紹介したいと思います。
これからフリーランスになる方の参考になれば、と。
初日となる今日。まず僕がやることは、
事業口座の準備です。
なぜ最初に口座の準備なのか?
今日はその理由をお話したいと思います。
そもそも、なぜ生活口座と事業口座を分ける必要があるのか?
まず第1の理由は
税金の申告のためです。
所得税の申告は、1月1日から12月31日までの1年間の収入や経費を集計して行います。
ですから、たとえば今日、夕方に取材があるんですが、
その場所に行くための費用や、その取材によるライティング報酬は申告しなければなりません。
こうしたお金の出入りをまとめる場所として、事業口座が必要になるのです。
事業だけに使う預金口座があれば、1年分の領収書や請求書などと、
口座の資金を照らし合わせることで、あまり混乱なく所得計算ができるようになります。
さらに、別の記事で書きますが、
フリーランスなどの、事業収入を申告する場合、
「白色申告」と「青色申告」があり、
青色申告の方が、手続きが面倒にはなりますが、税額が低くなるメリットがあります。
この青色申告をするために義務付けられているのが、
正規の簿記による帳簿の作成です。
つまり、1年分の収入と支出を示す損益計算書と、
その年の12月31日時点の資産や負債残高を示す貸借対照表を作成しなければならない。
これらの帳簿を作るときに、
生活口座と事業口座が混ざっていると、本当に面倒くさいことになります。
たとえば、
「ライティングの報酬が10万円入ったから、ここからプリンタの代金3万円と、子供の学費1万円を支払おう」
と考えると、預金の残高は10万円−3万円−1万円=6万円なのに、
所得税計算上は、10万円−3万円=7万円となり、預金残高とずれてしまうんですね。
このあたりの調整が面倒なんです。
ということで、事業口座は必ず作った方がいいです。
あとは、自分が事業で稼いだものがいくらかという現状把握の意味でも、
生活費と分ける価値はあります。
では、事業口座はどの銀行にすべきか?
僕は、退職前に、口座開設だけは済ませておきました。
そのときにまず僕が思ったのは、
振込手数料の安い銀行がいいな、ということでした。
ライターなので、こちらから振り込む機会は多くありませんが、
報酬を振り込まれる場合に、「振込手数料はライター持ち」というケースもありえます。
わずかな振込手数料も積み重ねるとそれなりの金額になるもの。
だから、振込手数料の安いネット銀行を選ぶことにしたんですね。
ネット銀行はいろいろあるんですが、僕が選んだのはジャパンネット銀行でした。
ネットショッピングの支払いやポイントサイトの換金も!|ジャパンネット銀行
毎月1回は出金手数料が無料で、以降も3万円以上なら無料です。
ほとんどの手続きをオンラインで完結できますし、たいていのコンビニのATMを使えるのも魅力でした。
僕はつい先月まで、このジャパンネット銀行を唯一の事業口座として運用しようとしたんです。
しかしここで問題が…
なんと、ジャパンネット銀行は、契約したクレジットカードの引き落とし口座にできなかったんです。
これは盲点でしたねー…
ちなみにそのクレジットカードは東武カードだったので、他のクレカなら問題ないかもしれません。
ただ、オートチャージ機能は必ず欲しかったということと、最寄駅が東武線ということで、東武カードにしたんですね。
フリーランスになる前に東武カードの申込みをしたのですが、
オペレーターから連絡があり、引き落とし口座の変更を求められました。
結果、ゆうちょ銀行に変更することになりました。
まあ、取引先によってはゆうちょ銀行の方が有利な点もありますし、
今はオンラインで手続きもできます。
全国どこにでも窓口があるのも良いかなと思い直し、
ジャパンネット銀行とゆうちょ銀行の2口座を事業口座にしました。
これ以上は管理が難しくなるので、増やしません。
さて、今日は朝からゆうちょ銀行に行って、
ひとまずの資金として50万円ほど投入してきます。
まだしばらくはやることあるなあ。
明日は市役所関係かな。
個人事業関係のもろもろは、もっと勉強しておかないと、です。
- 作者: 福島宏和
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 高橋敏則,BusinessTrain
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/12/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る