副業にはメリットしかありません。そして、これから副業を始めるならライターがおすすめです。今回の記事では、プロとしての経験から、ライター業の5つのメリットを解説します。
経験値をためやすい
僕は2017年に東京国税局を退職し、ライターとして5年以上活動してきました。そこで確信したのが、未経験から副業をはじめるなら、ライターが最適ということです。少しでも副業に興味がある人にとって、ライターは極めて現実的な答えになります。
その理由のひとつめは、経験値をためやすいことです。ライターと一口に言っても、その仕事は多岐にわたります。長年の経験が求められる重たい仕事もあれば、初心者でもできる軽い仕事も豊富です。
世の中にある仕事の中には、経験値がなければ踏み入れられないものもありますよね。たとえばロケット開発の仕事に興味があっても、その仕事を初心者に副業で任せてくれる人はいないでしょう。
ライターなら初心者でも簡単に参入でき、経験値を無理なく積み重ねられます。今はクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングのサービスも充実しているので、受注も取りやすい時代です。これらのサイトを見ればライターの仕事の多様さが分かると思います。
時間を取りやすい
次のメリットが時間の面です。ライターの仕事はバラエティ豊かなので、隙間時間を活用できます。
副業をはじめるとき、おそらく多くの人が時間のことを気にする思います。できれば本業に影響のない形で副業をしたいですよね。このとき、あまりに1件あたりの作業が重たいと時間のやりくりが大変です。
副業はとにかく継続することが大事なので、どんな状況でも時間を作れる副業を選ぶ必要があります。ライターであれば、本業や子育てなどで忙しくなったとしても、受注数などを調整することが可能です。
僕もライターになってから家族の入院など、何度か仕事に時間を取りにくい状況になりました。そうしたときもできる範囲でライター業を続けられたので、収入を維持できました。
収入を増やしやすい
副業の選択肢は、大きく「どこかに勤める」「フリーランスになる」という2つに分かれます。このうち僕がすすめるのは後者です。
コンビニのバイトなど、勤めるタイプの副業の場合、収入が時間に依存します。時給が上がることもあまりないので、多く稼ぐには多くの時間を費やさなくてはいけません。効率的に仕事をやる人も、サボっている人も、働く時間が同じなら収入も同じです。
ライターの場合、収入を決めるのは時間だけではありません。金融などの高収入を狙える記事を書けば、同じ執筆時間でも多くの収入を得ることができます。効率的に執筆して受注数を増やす方法でも、収入は増えるでしょう。
そして、ライターの仕事は実績としてクライアントに示せるので、より良い条件の仕事が来る可能性もあります。僕も、マネー系の記事である程度の実績を出してから、どんどん報酬が良くなっています。
もしあなたが「このジャンルなら、この人に任せたい」と思われるライターになれば、本業をしのぐ収入を得ることも十分に可能です。このように副業ライターには発展性がある点も僕は魅力に感じています。
経験をさまざまな業界で使える
世の中には、さまざまなテキストが溢れています。いまあなたが読んでいるこのブログも、ネット記事も、広告も、テキストが使われていますね。
ライターとして身につけるスキルは、さまざまな業界で転用できます。ライティングスキルはもちろん、インタビューや構成、写真のチョイスなど、いろいろなスキルが役立つはずです。
こうした経験をアピールすれば、転職にも有利にが働きます。僕のライター仲間のなかにも、フリーランスから会社員になって、マーケティングやデザインなどの分野で活躍している人がいます。
僕自身はフリーランスの働き方が好きなので転職するつもりはないですが、次のキャリアにつながる副業という意味でも、ライターはおすすめです。
商業出版で本を出せる
僕はこれまでに6冊の本を出版し、今後4冊の本を出す予定です。すべて商業出版であり、大手出版社を通じて全国の書店に本が並んでいます。
そのため、ために「どうすれば本を出せばいいの?」「通る企画をどう作ればいい?」といった相談を受けます。でも、僕自身は自分から企画を提案したことはありません。どの本も、出版社からのオファーを受けて書いたものです。
ライターとして仕事を続けていれば、いずれ出版社やメディアとのつながりが生まれます。業界としては狭いので、専門をもつライターとして知られると、出版のオファーは自然と舞い込むようになるのです。
また、何もないところから本を書くのは大変ですが、ライターなら問題ありません。経験を重ねるほど、過去に書いた記事や知識が蓄積されていくからです。また、どんな切り口が受けるのかという肌感覚も身につきます。
あとは、そうした材料をアレンジしてブラッシュアップすれば、本ができあがります。出版に直接つながる副業というと、ライターのほかには思いつきません。
まとめ ライターをはじめるなら今!
今回は簡単にまとめましたが、ライターは本当に素晴らしい働き方です。今年はライター向けの情報発信を強化しますので、よろしければブログ購読やYouTube登録をお願いします。