2023年8月25日に、「元国税専門官がこっそり教えるあなたの隣の億万長者」(ダイヤモンド社)のオーディオブック が販売開始となりました! ちなみにオーディオブックとは、音声で聞くスタイルの本のことです。
みなさんはオーディオブックを聞きますか? 僕は割とよく聞きます。電車の中で聞いたり、皿洗いをしながら聞いたりできるので、とても便利です。「今日は紙の本を読むのはしんどい……」というときもオーディオブックならなぜか大丈夫。倍速再生を使えば1冊を1時間足らずで聞き終えられます。
少し前まではオーディオブックは高額な印象がありましたが、今は普通の本と変わらない金額で利用できます。ちなみに拙著は本もオーディオブックも同じく税込み1650円。約6時間もプロのナレーターさんがお話してくださってこの金額なので、かなりお得だと思います。
よろしければ以下の画像をクリックして、サンプルの音声を聞いてみてください。
テキストがあれば横展開できる
言うまでもありませんが、今回のオーディオブックを出せた理由は本を書いたからです。自分のもっている知識や経験を文章にしたところ、これが本となり、さらにはオーディオブックになりました。
もとは同じ情報ですが、本とオーディオブックはそれぞれ価値があります。目で読むのが好きな人もいれば、耳で聞きたい人もいるので、出し方を変えることで新たな価値が生まれます。人によっては、紙の本とオーディオブックの両方を買って、状況に合わせて使い分けることもあるでしょう。
ここで意識しておきたいのは、「まずはテキストが先にある」ということです。新約聖書のヨハネによる福音書に「はじめに言葉ありき」という言葉があるのをご存知でしょうか。聖書の解釈はさておき、僕はまさに言葉こそが、ビジネスの源泉だと考えています。
ライターなのでとくに感じますが、世の中にある事象や自分の考えを言語化できれば、それだけで価値を生み出せます。僕がYouTubeなどで話している内容のほぼすべては、いったん文章で整理されたものです。細かく台本を作ってはいませんが話しの順序やポイントをテキストにしています。こうすることで間違いを避けられますし、何より手間がかかりません。話すことをいちから考えるのは面倒ですが、元テキストがあれば楽ちん。ちなみに書籍のオーディオブック化はほとんどお任せで、僕は内容チェックしかしていません。
価値をテキストで保存しておく
紙幣の重要な機能のひとつに、「価値を保存できる」というものがあります。物々交換の時代は財産の陳腐化が悩みの種でした。そこで紙幣を通じて価値を保存するようになり、世の中に価値が流通しやすくなったのです。
何を言いたいかというと、「あなたの価値を言葉で保存しておこう」ということです。今思っていること、経験していることを書き留めておけば、そのうち世の中に流通して誰かの役に立ちます。すぐに何かが変わらなくとも、いずれ出版などにつながる可能性もあるでしょう。
僕は元来は怠け者なのですが、テキストはできるだけ保存しています。以前は記事などのデータがバラバラになっていたのですが、今はUlyssesというソフトで一元管理しています。
最近僕はクリエイターの高城剛さんのメルマガを購読しています。高城さんは膨大な文章を書かれていて、本やメルマガで価値提供されています。高城さんの本はとても面白いので、おすすめです。
ということで、最後になりますが、新発売のオーディオブック 、ぜひお聞きください!