こんにちは、よしこばです。
またしても久しぶりの投稿になってしまいました…が、たぶんここから投稿の頻度が上がっていくと思います。というのも、見失っていたこのブログの目的を再定義したからなんですね。
当初このブログを始めた目的は、「ライターとしての仕事を見つけるため」というものでした。まだ公務員時代でライターの仕事ができなかった時に、ライティングの練習という意味もあったでしょう。
この目的は、実はすでに達成できています。よしこばブログを通じてライティングのお仕事をいただく機会があり、もちろんこれがすべてではないのですが、十分すぎるほどの仕事を得ることができています。
ライターとして、もうすぐ2年です。2017年7月10日に独立しましたからね。あの頃に比べると、ライターの仕事はかなり安定してきています。お得意の編集者さんもいて、まあ仕事は常にいっぱいいっぱいです。
なので、正直このブログの目的を少し見失ってしまっていました。「これ以上仕事が増えても、受けられないしな…」ということです。
そこで、一度はこのブログから収益を得ようと考えたこともあります。「役に立つ」ブログを書いて、いくばくかの副収入を得ようと。でも、これは続きませんでしたね。というのも、ライターとしては割と良い報酬をいただいているので、どうしても金銭目的という意味では、ブログをやるよりもライティングをした方がいいという感覚になっていた。
それに、「役に立つ」というタイプの文章ばかり書いていると、どこかで疲れてくるものです。もちろんクライアントさんがいる時は大丈夫なのですが、こと誰が読んでいるか分からないブログの場合は、続けられないんですよね。
でも、その一方で文章に書きたいという気持ちがどこかに残っていました。これは何なのか。いくつか考えられますが、とくにヒントになったのが、以下の記事です。僕が書いたインタビュー記事です。
コンサルタントであり、『武器になる哲学』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』などのベストセラーで知られる山口周氏にお話を聞きました。同氏は、価値を「役に立つ」と「意味がある」の尺度で考えられていて、これからの時代は「意味がある」の価値が高まっていくといったお話をされました。
ちなみに、「役に立つ」「意味がある」について詳しく書かれた本も出ています。
これは自分としても納得感があって、「役に立つ」は簡単に仕事にしやすい反面、大きな爆発力がありません。たとえばベストセラーになる本は「役に立つ」のかもしれませんが、熱い固定ファンがいるような「意味がある」本の方が、より長く読まれたりする。そして収入にもつながっていくものです。
ということは、僕は僕なりに意味のある文章も書くべきではないか? というのが、僕が得た示唆でした。そして、これをしやすいのはブログであることも感じました。
これまでのよしこばブログは、宣伝目的だったのでSNSやツイッターでシェアしていましたが、おそらく今後は粛々と、気軽にこのブログに書いていくと思います。もっとも、時には「役に立つ」ブログを書きたいときもあるはずなので、それはそれとして書いていきますが。
さて、もしこのブログをお読みの皆様には、ご期待に添えない部分もあるかもしれません。でも、気ままに書くよしこばブログを面白いと思ってくださる方がいれば、それは何よりです。
文章を書くことは、基本的には楽しいことです。書くことが人生を豊かにすることは間違いない。この気持ちを大切にしながら、よしこばブログを書いていければな、と思っています。