こんにちは、よしこばです。
フリーランスになってから、
時間の使い方や、集中力の高め方など、
生産性をどう上げられるか?という課題に日々取り組んでいますが、
今回は劇的な効果があった方法を紹介します。
といっても、単純なんですけど……。
Microsoft Office 365 soloを使う!
っていう、ただそれだけの方法です。
実は10月までは、Officeを使うことに躊躇していました。
というのも、月額課金で1,274円かかるんですよ。
こういう固定費って放っておくとコストがかさむので、
できるだけOfficeは使わない方向で、工夫できないかなと思っていたんです。
そこで、以下のとおり、現状持っているツールを組み合わせて対応することにしました。
- PCを使うときはプリインストールされていたキングソフトのOfficeで、ワードファイルを作成
- iPadを使うときは、Pagesを使って、出来上がったファイルをワードファイル化
これだと完全無料でワードファイルが作れる!
問題なし!…と思っていたんですけどね、実はいくつか問題がありました。
それぞれ説明しますね。
フォントがなぜか崩れる
まず、iPadでワードファイルを開こうとする
(つまりPagesで読み込もうとする)と、こんな表示がでます。
ただ、Pages用のフォントに最適化されるので、とりあえず大丈夫です。
問題は、ここで編集したファイルを、再度ワードファイル化したときに起きます。
まず、Pagesのファイルは、「書き出し」という機能で、
Word、ePub、PDF、RTFの4つのファイル形式に変えることができます。
ただ、ここでフォントが変わってしまう……。
ですから、原稿を仕上げるときには、必ずフォントを確認して、
修正しなくてはなりません。これは地味に手間です。
ファイル形式を行ったり来たりするのが面倒
さきほど、Pagesのファイルでも、Word形式に書き出すことができると書きました。
これは素晴らしい機能なんですが、
ライティングするときって、修正するタイミングが何度かあるので、
その都度ファイル形式を行ったり来たりするのが面倒です。
たとえば、
Wordファイルで納品したものが、一部修正の指示が来たとします。
この対応をiPadだけでやろうとすると、以下のような手順を踏みます。
- PadでWordファイルを開く(Pagesのファイルに自動変更)
- Pagesアプリ上で、修正を加える
- 修正が終わったら、Wordファイルに書き出す
- Wordファイルのフォントを整える
という感じですが、ライティングするときって、
けっこうギリギリになっても誤字が見つかったり、
表現を変えたくなったりするんですよ。
ここで手順4までいってしまっていたものを修正しようとすると、
再び手順1に戻ってやりなおし。
またしてもファイルの行ったり来たり……辛い。
Pagesそのものの不具合もあり
以前の記事でも書きましたが、Pagesにも問題があります。
基本的にはWordと同じ感覚で使えるんですけど、細かい不具合があるんです。
初めてAppleのサポートセンターに問い合わせてみたところ…… – よしこばブログ
こちらのブログにあるように、変換候補が隠れてしまう問題もありますし、
あと結構気になったのが、「スペースキーで全角空白にならない」問題です。
しかも、スペースキーを2回押せば全角空白になれば我慢できるんですが、
何回押しても、きれいに揃わないんですよ。
なので、書籍や雑誌など、段落の頭にスペースが必要な案件は、
いったん作ったファイルを、あとでPCで読み込んで、スペース調整したりしていました……不毛。
ファイル共有が大変
これは、私のPCが Windowsだからかもしれませんが、
iosクラウドでのファイル共有が、うまくいきません。
iPadで作業したファイルを、iosクラウドに保存して、
PCで作業しようとしても、ファイルを開けないんです。
どうも、ファイルの同期にタイムラグがあるようでした。
これらの全問題を、Microsoft Office 365が解決
先月までは、手間ではありましたが、Pagesを使う方法で
乗り切っていましたが、今月に入って仕事が忙しくなり、
ためしに、Microsoft Office 365を使うことにしました。
Microsoft Office 製品の購入と比較 | Office
とりあえず、1ヶ月無料というものです。
そして、使った感想は……最高。
1日目にして、もう前の環境には戻れないと思いました。
まず、ファイル形式の問題をクリアしたので、
i iPad Proだけですべての作業を完結できます。
画面が小さいのが気になりましたが、こちらのアダプターで外部ディスプレイに接続しました。
Apple Lightning Digital AVアダプタ MD826AM/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2012/12/03
- メディア: Wireless Phone Accessory
- この商品を含むブログ (2件) を見る
段落の最初のスペースも、自動で調整してくれます。感動。
MicrosoftのOne Driveも、1TB使えるので、
すべてのファイルをここで共有できます。
iPadとパソコンのデータのやりとりがスムーズになりました。
これだけでも、月額に見合っている感じなんですが、
さらに以下のベネフィットがあります。すごい。
個人的に使いたいものは赤字にしました。
- Excel
- PowerPoint
- Outlook
- OneNote
- Publisher
- Access
- 1 つのライセンスで同一ユーザーが使用する 2 台の Windows PC または Mac で利用可能
- 最適化された Office をタブレット 2 台とスマートフォン 2 台で利用可能
- 1 TB の OneDrive ストレージを使用したファイルの保存と共有
- 常に最新バージョンにアップデート
- Answer Desk サポート エキスパートによる 1 対 1 のサポート
- Skype から固定電話や携帯電話への通話が毎月 60 分間無料
- Outlook.com の高度なセキュリティ、広告なし、1 ユーザーに 50 GB のメールボックス
- 家庭およびビジネス用のライセンス
ということで、継続契約することにしました!
iPadで仕事する人は、とくにおススメです。