人生初ということが時々あるものです。
今回の初体験は「読書会」です。
読書の秋と言いますが、秋はお出かけにいい季節でもあります。せっかくなので、読書会に出かけてみてはいかがでしょうか。
読書会というのは、人が集まって読書をしたり、読書体験をシェアしたりするイベントとのことです。
実は都内を中心に、多くの読書会が開催されているようです。
都内で定期開催されている主な読書会
Read For Action –日本最大級の読書会コミュニティ
調べるとたくさんあるんですね~。
取り上げる本も、ビジネス書や古典文学や現代小説など、様々です。
おそらく会場の雰囲気や、ルールなども読書会により違うのでしょうから、これはいずれ調べてみたいと思います。
あえて自分が読まないジャンルの読書会に参加しても楽しそう。
読書会に参加する前にチェックしておくべきこと
ということで、9月25日の日曜日に初めて読書会に参加してきましたよ。
「朝、カフェで読書会」のイベントです。
「クリエイティブ思考の邪魔リスト」の著者である瀬戸和信さんをお迎えしての開催です。
- 作者: 瀬戸和信
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 単行本
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実はこちらの読書会についてはこのような取材記事も書かせていただきました。
今回の読書会の中身については、上記の取材記事をご覧いただければと思いますので、このブログでは、「初めて読書会に参加する際のチェックポイント」ということでまとめたいと思います。
私にとっての初読書会でしたから、勝手が分からず戸惑う場面もありました。
きちんと準備をしておけば、読書会をより楽しめると思います。
チェックポイント1:本を読んで参加すべきか、読まずに参加すべきか
読書会って、お題となる本が示されるケースがほとんどなのですが、実はこんなルールのパターンがあります。
①お題となる本を読んでおき、読書会に持参すること
②お題となる本を読まずに、読書会に持参すること
③お題となる本を読まず、しかも読書会にも持参不要
僕の場合、お題の本がある時点で、絶対に①だろうと思い込んでいました。
事前に読んでおいて、気になるポイントをいくつかピックアップして臨んだわけです。
でも、先日参加した「クリエイティブ思考の邪魔リスト」の読書会は②だったようです…
というのも、参加者全員が「クリエイティブ」に関して思うところを発表したり対話するような読書会だったので、参加された著者には、参加者が本から得た答えではなく、新鮮な意見を聞きたいという意向があったようです。
さらに不思議なのが③というケース。
この場合、お題となる本をその場で参加者に配って、輪読したりといったスタイルのようです。
こうしたルールは募集の説明に記載されていると思いますが、記載がなければ主催者側に問い合わせてもいいでしょうね。
もしかすると、「事前に読んで参加するのはハードルが高い」という方も、②や③だと気軽に参加できるんじゃないでしょうか。
チェックポイント2:著者が参加するのか、しないのか
初の読書会にして僕が一番驚いたのは、著者自身が参加されていたことなんです。
読書会のイメージって、ある本を好きなファン同士が交流する場というイメージを持っていたので、そこに著者自身が参加するというのは、すごいことだと思いました。
でも、そういった著者参加型の読書会も開催されているようですね。
こんな感じで。
著者が参加されるとなると、参加者の意識も変わってきますよね。
一生懸命その本を読もうという意識になりますし、読書会にいい感じの緊張感が生まれます。
さらに、本を読んで分からなかったところや深掘りしたいところを、すぐに聞けるというのは、とても価値のあるところだと思います。運が良ければ、それまで別世界の人だった著者と、継続したつながりを持つこともできるようになります。
チェックポイント3:名刺を持っているか
今回の読書会を通じて、僕は著者の瀬戸さんを始め、他の参加者の方とつながりを持つことができました。何人かの方とは読書会の後のランチまでご一緒させていただきました。こんな風に読書会をきっかけにした人間関係が生まれるのも楽しいことです。
「朝、カフェで読書会」の場合はFacebookでの参加申請だったので、読書会参加後にFacebookでメッセージを送り、つながりを持てたのですが、もしFacebookページのない読書会であれば、名刺が必要になると思います。念のため用意しておきましょう。
チェックポイント4:参加申し込みしたら、必ず参加する
読書会って、面白くてためになる割には参加費が安いです。
私が参加したのも、当日に支払う飲み物代だけで、参加費は実質無料でした。
ですから、キャンセルするのに抵抗感が少ないんですよね。
事前に高いお金を払うイベントであれば、自然と、「必ず参加する」という気持ちになりますが、読書会は違うので、「天気が悪いから…」とか「やっぱり家でHulu見ようかな」とか、そんな理由で不参加となりそうです。
でも、参加しないということは、金銭的な損失がなくても、機会の損失があるということなんです。
せっかく興味を持った読書会。そのきっかけがお題となる本なのか会場の雰囲気なのか、人それぞれでしょうが、そのきっかけを大切にすると、きっといいことありますよ。僕もありましたから。
と、こんな感じで、事前のチェックポイントをいくつか述べましたが、全般的に言えるのは、読書会は参加のハードルが低くて、かつ価値のあるイベントだということです。
これからも、面白い読書会に参加したらブログに書きたいと思いますので、読んでみてください。