現在のところ、kindleでダウンロードをした電子書籍は379冊とのことです。
(電子書籍でも、数える時は「冊」でいいそうです。)
購入履歴を見てみたところ、最初にダウンロードしたのが2010年11月。
ジェーンオースティンの「Pride and Prejudice」でした。
当時はまだ、日本ではkindleが販売されていませんでした。電子書籍と言えば、青空文庫からダウンロードして、PCで読むという感じでした。
一方、アメリカではkindleが発売され、結構話題になっていたので興味があり、英語の勉強にもなるかな、と思い、わざわざアメリカのAmazonからkindleの端末を取り寄せたのです。
久しぶりに、当時の端末を出してみました。
バッテリー切れの表示が少し寂しい…端末の下部にキーボードがついているので、少し大きく感じますね。
でも、画面のサイズや端末の薄さ、基本的な機能は、最新の機種とあまり変わりません。かなり完成度の高い端末でした。
その後、kindleは2回買い替えているので、これが初号機ということになります。
今使っているPaperwhiteがとても使い心地がよいので、初号機はもう使うことはありません。だから、処分しようと思うのですが、どうしても手放すことができません。
なぜなら、初号機だけが持つ機能があるからなんです。
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端末の裏を見てみましょう。
何と、スピーカーがついているんです。
電子書籍リーダーに何故?
実は、初号機には「読み上げ機能」というものがついていて、
ボタンを押すと、電子書籍を読んでくれるんです。
全部の本を読みあげてくれます。
しかも、機械の読み上げなのに、とても自然なんです。
男女それぞれの声が選べますし、読む速さも調整できる。
英語って、アルファベットの組み合わせで、ほとんど発音が決まるのでこんなことができるんですね。日本語だと絶対に無理。
この読み上げ機能、リスニングの練習になるんです。
しかも、読み上げに合わせて、本のページも遷移していくので、文字を読みながらリスニングができます。さらに、部屋が真っ暗でも、読書を楽しむことができます。
そんな素敵なこの機能、残念ながら、今の端末にはついていません。
確かにスピーカーをつけると端末が大きくなってしまうし、そもそも日本語対応しない機能ですからね、今後もこの機能が取り入れられることはなさそうです。
というわけで、どうにも手放しがたい逸品なのです。
なんだかブログを書いていたら、久しぶりに読み上げてもらいたくなってきました。
(僕は女性の声の方が好みです。)
久しぶりに充電してみることにしました。